今回の記事では
「アフィリエイトの商品選定で失敗しないためのポイント」
を、解説していきます。
前回の記事では、アフィリエイトで売れる商品を選ぶ方法と、成約率を最大化する方法を解説しました。そして、成約率を最大化する方法として、商品LPのどの部分をチェックするべきかを合わせてお伝えしましたよね。
《前回記事》
【超簡単】売れるアフィリエイト商品の選び方。成約率を最大化する方法を教えます。
ただ、前回の記事内容だけだと、まだ不十分です。
もちろん、前回の内容が効果的であることは間違いないですが、それだけだと、アフィリエイト商品選びに失敗する可能性があります。
「あっ、この商品はYouTubeに広告が出てるから売れそうだな・・・」
「よし、ブログの訪問者属性にも合ってるし紹介してみよう・・・」
この考え方だけだと、あなたのブログやサイトで商品を紹介しても、売れない可能性があります。
なぜなら、商品(広告)LPを細かくチェックしていないから。
あなたのサイトに訪問した見込み客が最終的に訪れるのは商品LPです。商品LPに購入ボタンがついている以上、あなたが獲得できる報酬額はLPの出来栄えに大きく左右されます。
①商品の需要をチェックする(←前回の記事参照)
②商品のLPをチェックして成約しやすいかをチェックする(←今回の記事)
商品選定の確度をもっと高めるためには、そして、売れる商品を見極めるためには、上記2つのステップをたどる必要があります。どちらか一方だけではダメなんです。
今回紹介する内容は、
・あなたが選定した商品が本当に売れるかどうかの最終チェック
だと思ってください。あなたのブログやサイトでの商品成約率をもっとアップするために必要な方法です。
前回記事の「LPを目視チェックする際のポイント」を取り入れるだけでも効果はあることは確かですが、もっと、成約率をアップさせたい場合は今回の記事は必読です。
- 売れる商品を見極める方法を知りたい…
- 商品選定で失敗したくない…
- 商品の成約率をもっとアップしたい…
という人は、ぜひ、商品選定の際に、この記事の内容を取り入れてみてください。
※※※注釈(念のため)※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
LPとは「ランディングページ」の略。検索結果やリスティング広告、SNSなどから訪問した見込み客を”商品購入”や”問い合わせ”などの行動に結びつけることに特化したページ。
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目次
【まず前提の話】商品LPをチェックすることが重要な理由
アフィリエイトで売れる商品を見つけるために、なぜ、商品(広告)LPををチェックすることが重要なのか?
目線を合わすためにも、もう一度、振り返っておきます。
商品LPをチェックすることが重要な理由。
それは、さっきも少し触れましたが、見込み客が商品LPから離脱するのを可能な限り防いで、成約率を上げるためです。成約率を最大化させることが目的です。
まず、前提として、アフィリエイターの役割は、商品を売ることではありません。
「んっ!商品を”売る”ことが目的じゃないの??」
と思う方もいるかもしれませんが、違います。
もちろん、最終目的は”紹介した商品が売れること”ですが、目的を達成するためには段階があり、役割があります。
①集客
②誘導
③成約
アフィリエイターつまり、あなたの役割は、①集客、②誘導の2つです。見込み客にブログへ訪問してもらい、商品販売ページ(LP)へ誘導すること。これが、アフィリエイターの役割です。
そして、
商品販売ページ(LP)で商品を③成約させるのは、広告主(商品販売者)の役割です。この点を勘違いしてしまっている方が多いので、ぜひ、覚えておいてください。
アフィリエイターが商品を売ろうとしたり、売り込みをかけると商品は売れません。売ろうとすればするほど売れなくなります。
アフィリエイターの役割はWEB上で見込み客を集めて、商品LPへ誘導すること。これだけです。
アフィリエイターは集客だけを徹底して行うのみ。商品のセールスは広告主の仕事です。
少しだけ話が脱線しましたが、重要なポイントなので是非、覚えておいてくださいね。
アフィリエイターの役割が見込み客をLPへ誘導することなら、LPについては全くの無関心で良いのか?というと、そうではありません。
あなたも過去に経験があると思いますが、LPへ訪問した際に、
「なんか胡散臭いページだな…」
「購入方法がいまいち分かりづらいな…」
「この商品って本当に信頼できるの?」
と思った途端、LPから離脱して他の商品を検討し始める。こういうことはよくあります。
言うまでもなく、LPから離脱された場合、商品販売の機会を失ってしまうので、あなたの報酬にはつながりません。
なので、できるだけ、
- 途中離脱されないLPかどうか?
- 成約されやすいLPかどうか?
をチェックする必要があるのです。
あなたがせっかく、ブログを上位表示させて、頑張って見込み客をLPへ誘導しても、LPがショボかったらどうしようもありません。
まるで、穴が空いたバケツにせっせと水を流し込んでいるような感じです。
もちろん、集客数が多ければ、一定の確率で商品が成約しますが、多くの報酬を取りこぼしてしまいます。長期的に見ると、これは大きな損失です。
そのために、紹介する商品の需要チェックと合わせて、商品LPの出来栄えも絶対にチェックしておく必要があるのです。
①商品の需要をチェックする(←前回の記事参照)
②商品のLPをチェックして成約しやすいかをチェックする(←今回の記事)
この2つはセットで実践するようにしてください。
それでは、少し前置きが長くなりましたが、ここから「売れる商品LPの見分け方」を9つのポイントに分けて解説していきます。
なお、前回記事で説明した「商品LPのチェックポイント」と重複する箇所が出てきますが、重要なポイントなので、復習の意味も兼ねてチェックしてくださいね。
【売れる商品LPのポイント①】デザインは綺麗か?しっかり作り込まれているか?
個人的に最も重要なポイントと考えるのがこれです。要するに、細部まで綺麗にLPが作り込まれているかどうかをチェックします。
具体的には、
- 全体的なレイアウトやデザイン、商品画像はパッと見て綺麗か?
- スマホ対策(レスポンシブデザイン)はされているか?
- ページの表示が極端に重くないか?
この辺りを重点的にチェックします。
あなたが、商品を購入する消費者の立場になった時に、
「この商品LPから購入したいと思うかどうか?」
という視点を持つようにしましょう。消費者目線に立つということです。
最終的に、商品LPから顧客情報を登録し、商品を購入するわけですから、LPデザインの良し悪しは”最重要項目”であり、魅力的なLPであるほど商品の購入率も高くなります。
商品を販売している広告主(企業)も、この点は十分に理解しているはずですし、理解できていれば中途半端なLPを公開したりしません。
商品をたくさん売るためのWEBマーケティング活動において、LPは最も予算をかけるべきポイントなので
「どれだけお金をかけてLPを作っているか?」
で、企業側の販売意識がわかります。
つまり、
・商品を売る気があるのか無いのか
これがLPデザインに現れると思ってください。
この章以降でも、LPでチェックするべきポイントをいくつか紹介していきますが、この「LPデザイン」が著しく悪い場合、他のポイントをチェックするまでもなく、その商品を扱うのはやめておいたほうが無難です。
本気で商品を売る気がない企業とは関わらない方が生産的ということです。
【売れる商品LPのポイント②】返金・返品保証は付いているか?リスクリバーサルを訴求しているか?
これも超重要です。
返金・返品保証に関しては、消費者目線で見ても「付いていて当たり前」のような感覚になっていますよね。
万が一、商品が気に入らなかった場合に、返金・返品ができると、購入に対するハードルがググッと下がります。これは間違いありません。あなたもきっとそうだと思います。
ネットで検索して、初めて知った企業やお店が販売している商品を、オンラインから購入するのは少なからず抵抗があります。
誰でも知っているような大企業が販売している商品であれば大丈夫かもですが、アフィリエイトする商品の販売もとは大企業ばかりではありませんからね。
割合でいうと圧倒的に、今まで聞いたことがない中小零細企業から購入するケースが多いはずです。
「何かあったら返金・返品を請求できる」
という”保証”が安心感を生み、商品購入を後押ししてくれます。心理的な抵抗をなくしてくれるのです。
この「返金・返品保証」は、販売者が見込み客に提示するオファー(取引条件)として、最も魅力的で強力なものなので、個人的には「売れる商品」備えるべき絶対条件だと思っています。
【売れる商品LPのポイント③】権威性をうたっているか?
まず、権威性とは、、、
「あの専門家が言っているのだから間違いない…」
「あんなに偉い人が言うことだったら信用しよう…」
という風に、専門的な知識を持つ人や地位の高い人の意見に、無意識のうちに従ってしまう人間心理のことです。
人間は、権威性のある人物の発言に盲目的に従う生き物です。これも間違いありません。
例えば、あなたが「ダイエットサプリ」をアフィリエイトする場合、
- ○○クリニックの院長も推薦している…
- 人気女性芸能人の□□も使っている…
- お昼の人気ワイドショー△△で紹介された…etc
このように、その分野における専門家や、社会的に有名な人、誰もが知っているメディアなどで紹介された実績があるか?をチェックするようにしてください。
権威性の効果も絶大です。何度も言いますが、権威性をまとった商品やサービスに対して、人間は妄信的になります。
・その商品やサービスに本当に効果があるのか?
をいちいち確かめようとせずに、購入に至ってしまうほどです。
「この先生が推薦してるなら・・・」
と、LPの他の部分には目もくれず、あとは、価格と支払い方法を確認しただけで、購入ボタンを押してしまった・・・そんな経験、あなたにはないですか?僕は何度かあります。
権威性がもたらす絶大な効果はマーケティングを実践する者なら必ず理解しているはず。
ということは”売れ筋の商品”であったり”売る気がある商品”は、必ず何らかの権威性を盛り込んで、見込み客にアピールしているはずなので、絶対にチェックしたほうが良いです。
【売れる商品LPのポイント④】購入者の声・レビューは掲載されているか?
たった1つの購入者の声は、100の自画自賛を凌駕します。
「インターネットで商品を購入する人のうち、8割が何らかのレビューや口コミを参考にしている」
という公的な調査結果も出ているように、第三者からの評価はとても重要。
- インスタグラム
- ツイッター
- 口コミサイト
これだけ、口コミでのマーケティングが重要視されている現代において「購入者の声」を載せないという選択肢は、ちょっと理解できません。はっきり言って、正気の沙汰ではないとさえ思うほどです。
おそらく、購入者からの声を載せていないLPは、
- 商品を販売する気がない(マーケティングに力を入れていない)
- 購入者からの評価があまり良くない
どちらかだと思います。
前者は、購入者からのリアルなレビューや、商品を使った感想を”吸い上げる仕組み”が構築できていない。要するに、マーケティングに力を入れていないのだと考えます。
「商品が良ければ勝手に売れていく」
という発想。まさに石器時代の考え方です。
そして、後者のパターン。
購入者から、あまり良い評価が返ってこないので、正直に感想を載せることができないパターンです。
説明するまでもないですが、これに関しては、商品自体に問題がある可能性大なので、アフィリはしない方が良いですね。
万が一、商品が売れたとしても、あなたのブログ価値が下がってしまいますから。
まぁ、いずれにしても、購入者の声やレビューを大々的にアピールしていない商品は成約率がかなり下がるので、このような商品はオススメできません。
【売れる商品LPのポイント⑤】テレビや雑誌などメディアの掲載実績はあるか?
アフィリエイトができる商品の中には、テレビの情報番組やCM、雑誌、ネットの有名メディアサイトなどで紹介されているものがあります。
商品を宣伝するために、広告主(企業)が積極的に資金を投下している商品ですね。
テレビや雑誌などのメディアで紹介された商品は、消費者に認知される機会が高まり、ネットでの検索数が増加するので、検索エンジンで集客しやすくなり、結果的に非常に売れやすくなります。
また、
「芸能人がブログやSNSで紹介している商品」
もかなり売れやすいです。
芸能人が紹介することで信頼性が高まり、検索ボリュームも増加するため、商品の売り上げアップにつながります。
そして、
- テレビの情報番組やCM
- 雑誌
- 有名メディアサイト
- 芸能人のSNS
で紹介されたという実績をLP内でアピールすることによって、LPに訪問した見込み客に「人気商品である」ということをアピールできます。
ということで、テレビや雑誌などのメディアに露出している商品は、
- 検索需要の増加(認知が高まる)
- テレビや雑誌で紹介されたという信頼性(ある種の権威性や社会的証明効果)
上記2点の相乗効果で、売れやすくなります。
【売れる商品LPのポイント⑥】CTAは明確か?
商品LPに訪れた見込み客が、、、
「なかなか良い商品だなぁ…」
「どうしようかな。買おうかな…」
と、前向きな感情を抱いていたとしても、LPのCTAが明確でなければ、LPからの離脱率が上がり、商品購入の可能性がグッと減ってしまいます。
CTAとは「コールトゥアクション」の略で、日本語に訳すと「行動喚起」。
つまり、
商品LPに訪問して、購入しようかどうか迷っている見込み客に「購入」という行動を起こしてもらうよう促す施策のことです。
商品購入を目的としたLPはもちろんですが、
- 無料レポートの請求
- メルマガの登録
- セミナーの申込み
- お問合せ
といった、購入目的以外のLPにおいても、明確なCTAは必須です。
例えば、、、
「はいはいはい。これ買う。買うよ〜」
という感じで、買う気満々の見込み客であれば、明確なCTAを提示しなくても、自分の力でページの中から購入ボタンを探し出して、商品を買ってくれます。俗に言う「今すぐ客」ですね。
でも、そんな「今すぐ客」ばかりではありません。あなたが上位表示を狙っているキーワードによっては、もっと購買意欲が低い見込み客がLPに流入する可能性もあります。
そんな購買意欲が低い見込み客を、LPから離脱させないように、、、「今、買おうかな〜。どうしようかな〜」と、高ぶった感情を無駄にしないように、、、
- 適切なタイミングかつ、分かりやすい見た目でのボタン表示
- 見込み客の背中をそっと押してあげる仕掛け
をページ内に施してあげる必要があります。これ、ホントに重要です。いかに「脳に負担をかけずに」ボタンを押してもらうかが重要なんです。
おも〜い腰を上げた見込み客に肩を貸してあげて、そのまま、二人三脚で「購入ボタン」を押すところまで連れてってあげるイメージです。
そのためには、以下をチェックするようにしましょう。
✔︎購入ボタンの設置場所を意識しているか?
絶対的な正解を出すのは難しいですが、少なくとも、ページ最下部の一箇所だけにボタンを配置するのは避けたいです。ページを開いた直後のファーストビュー。ページの中盤。そして、最下部。ユーザービリティを考えると、合計3箇所は欲しいところになります。
✔︎視覚的に強調したデザインのボタンになっているか?
「購入ボタンはここにありますよ!」と目立たせることが重要。具体的には、色・大きさ・形が目立つようになっているかをチェック。一般的にコンバージョン率が高いボタンの色は、緑色・オレンジ色・赤色です。
✔︎ユーザーに起こして欲しい行動が明確に記載できているか?
先ほども説明したとおり「いかに脳に負担をかけさせないか」が勝負です。そのためには、見込み客に何をしてほしいのか?を明確に示す必要があります。
例えば、購入ボタン自体に、、、
(悪い例)商品購入
(悪い例)資料請求
という文言ではなく、
(良い例)↓ここをクリックして商品を購入する
(良い例)無料でいますぐ資料を請求する
という感じで、ボタンを押すことで何が起きるのかが直感的にわかる文言であることが理想です。
あとは、
購入ボタン自体ではなく「購入ボタン周り」に見込み客の行動を促すようなコピーが入っているとなお良いですね。
上記画像のようなコピーをマイクロコピーと呼び、適切なマイクロコピーは、見込み客をうまく誘導し、コンバージョンを増加させます。
コンバージョンが1%違うだけでも、年単位で見ると大きな差になって現れるのでバカにできません。
穴が小さいバケツで水を汲みましょう。
【売れる商品LPのポイント⑦】申し込みフォームはややこしくないか?
購入ボタンや申し込みボタン、資料請求ボタンの先にあるのは「申し込みフォーム」。
「ここまでくれば安心…」
ではありません。
この申し込みフォームの入力項目が多すぎたり、入力箇所がややこしかったりすると、それだけでページから離脱される可能性があります。
せっかく、購入する意思を固めて、購入完了直前の段階になっているのに、この申し込みフォームで購入をやめてしまう可能性があるのです。あなたも経験ありませんか?
すごくもったいない話ですよね。
なので、、、
✔︎入力項目は最低限か?
長すぎるフォームは見た瞬間に萎えます。最近はだいぶ減りましたが、たまに、入力項目が5ページくらいに分割されているLPも本当に存在します 笑
✔︎入力箇所がわかりやすくなっているか?
入力箇所が大きく表示されていること。そして、入力必須項目が表示されていること。この2つを満たしているかチェックしています。とにかく、パッと見てわかりやすいことが大切です。
✔︎決済方法の選択肢は多数用意されているか?
クレジットカード決済以外にも、コンビニ払いや、キャリア決済、後払い決済など、多くの選択肢が用意されているほどユーザービリティは高まります。
個人的に、上記の3つはチェックするようにしています。
あとは、クレジット決済のセキュリティ対策が万全になっているかどうかも大切です。あっ、4つになっちゃいました…笑
そして、ここからは少々、余談になりますが・・・
見込み客が商品を購入する前段階。つまり、決済ボタンを押した後の申し込みフォーム入力段階でページから離脱することを『カゴ落ち』といいます。途中で買い物をやめてしまうのです。
で、
この『カゴ落ち』ユーザーの割合は意外にも多く、決して無視できない存在になってます。
アメリカのリサーチ会社が調査したところでは、とあるケースにおいて、カゴ落ち率が69.89%もあったと報告されています。
要するに、見込み客10人のうち7人が、商品購入直前で買い物をやめたということです。
これがどれだけの機会損失になっているか・・・あなたも他人事ではありません。
申し込みフォームが最適化されていると、カゴ落ちは少なくなり、成約率がアップするので、注意して見るようにしてください。
【売れる商品LPのポイント⑧】電話での申し込みに誘導していないか?
商品LP内で大々的に”フリーコール”が記載されている案件が少なからず存在します。
当たり前の話ですが、
あなたのブログやサイトが、せっかく検索上位に表示されてアクセスを呼び込んだとしても、電話で申し込まれたら報酬は1円も発生しません。
商品を販売している企業からすれば、アフィリエイト報酬を1円も払うことなく、ブログで商品を紹介してもらって、集客をしてくれるわけですから、めちゃくちゃ美味しい話です。
中には、
「電話で注文すると◯◯%割引き!」
という風に、WEB申し込みよりも電話注文の方へ積極的に誘導している商品もあります。これはちょっと酷い例ですが、実際にこのような商品は存在します。
- 電話番号が最も目立つ位置に掲載されている…
- 電話申し込み限定で特典が付いている…
- そもそも、WEB申し込みボタンが無い…
このような案件は要注意。3つ目の例は嘘みたいですが、本当に存在します 笑
いや、もはや笑いごとでは済まされませんよね。。
繰り返しになりますが、どれだけLPへ集客しても、最終的に電話で申し込みをされてしまうと、アフィリエイター側の利益はゼロ。あなたは1円の得にもなりません。
当然ですが、こうしてアフィリエイターを騙して、自社の利益だけを考えている企業と、良好なビジネス関係を築くことは不可能です。
騙されないように、くれぐれも気をつけてくださいね。
【売れる商品LPのポイント⑨】楽天やAmazonで購入するように積極的に誘導していないか?
内容的には、先ほどの”電話申し込み誘導”に似ています。
商品LP内で「楽天やAmazonで購入可能」とうたって、大手通販サイトでの購入を推奨しているような案件です。
もちろん、これに関しても、楽天やAmazonで商品が購入されても、アフィリエイターであるあなたには報酬は発生しません。報酬ゼロです。
アフィリエイターに集客だけしてもらって、商品が売れても全く還元しない。企業だけが利益を得る「Win-Lose」の関係性。控えめに言っても最悪ですね。
ちなみに、、、
ある程度、購入意思が固まっている見込み客は、商品LPから楽天やAmazonに誘導されると、抵抗なく商品を買います。
そりゃそうですよね。
楽天やAmazonであれば、すでにアカウントを持っている可能性が高いですし、普段からヘビーに利用している人はたくさんいます。
当然、クレジットカード情報(支払い情報)なんかも登録しているでしょうから、商品LPでいちいち申し込みフォームへ入力するよりも手間が省けますし、何より、安心感がありますよね。
つまり、楽天やAmazonで購入する方が心理的なストレスが発生しにくいんです。
さっき紹介した”電話申し込み誘導”もそうですが、アフィリ初心者の方は特に、このあたりを見落とす傾向にあるので注意してくださいね。
まとめ
少し長めの記事になったのでポイントを最後にまとめます。
【売れる商品LPのポイント】
①デザインは綺麗か?しっかり作り込まれているか?
②返金・返品保証は付いているか?リスクリバーサルを訴求しているか?
③権威性をうたっているか?
④購入者の声・レビューは掲載されているか?
⑤テレビや雑誌などメディアの掲載実績はあるか?
⑥CTAは明確か?
⑦申し込みフォームはややこしくないか?
⑧電話での申し込みに誘導していないか?
⑨楽天やAmazonで購入するように積極的に誘導していないか?
もちろん、上記の全てを満たす案件が理想ですが、どれか1つ2つ抜けている可能性はあります。
ただ、商品の販売に力を入れている企業であれば、基本的にすべてのポイントを満たしていることが多いです。
なので、おすすめのチェック方法として、、、
「何か抜けてる項目はないかな〜」
という感じで商品のLPをチェックするようにすると良いです。
あまり神経質になりすぎると、いつまで経っても、アフィリエイト商品選定が終わらない可能性があるので、あなたなりに基準を設けるようにしましょう。
そして、絶対に注意してほしいのは、LPに購入ボタンがなく、電話での注文しかできなかったり、大手販売サイトに誘導している案件。
ここは必ずチェックしてください。そのような案件はアフィリしないように気をつけてくださいね。
P.S.
アフィリエイト初心者の頃の話。
「結構アクセスが集まってるのに、いつまでたっても報酬が発生しないな。。」
商品LPをよくチェックしてみたら、WEB購入ボタンがどこにもなく、すべて電話申し込みに誘導されてました 笑
こんな闇案件。ホントにホントに存在するので、この記事を見ているあなたは罠にひっかりませんように。